私が提案する英語学習スタイル。
それが【ワクワク式英語】です。
「ワクワクを大切にしよう!」「英語はワクワクしながら身につけよう!」という趣旨から生まれたもので、今後、このブログでもその趣旨からの英語学習法を提案して(suggest)いければと思っています。
ここでは、あえて詳述を避けて、suggestionにとどめたいと思います。
みなさんの英語学習のヒントになれば幸いです。
なぜ【ワクワク式】なのか?
私にとって、英語は「ワクワクするもの」だからです。
英語ビギナーのころから、「英語が使えるようになったらいいなあ」ってワクワクしたし、今も、あの頃のワクワクを私に運んでくれるのが英語だからです。
そして、私は「勉強」が好きじゃないからです。
「研究」は好きなんですが、「勉強」は好きになれないんですよね、いくつになっても。
で、実際にワクワクしながら学んでいったほうが、よく身につくことを体験的に実感してるからです。
私もずいぶんとオジサンなんですけど、つくづく思うのは、「どれだけワクワクできるか」の大事さです。
それが、英語に限らず継続し、上達するポイントだといっても過言ではないと思います。

なので、「ワクワク式」なのです。
【ワクワク式英語】で目指す英語
①【インターナショナル】な英語
ワクワク式で目指す英語は、いわゆる「ネイティブ・イングリッシュ」ではありません。
ノンネイティブの英語、スタンダードなインターナショナル・イングリッシュを目指します。
つまりは、ノンネイティブの人たちが使っているレベルの英語です。
私は海外向けのオンライン・ビジネスが本業ですが、私が使う英語は、ネイティブ英語でなくインターナショナル・イングリッシュです。
なぜかというと、ビジネスのターゲットは、英語ネイティブだけじゃないからです。
アジアの人、ヨーロッパの人、中東の人、南米の人など、いろんな国の人が私が提供するサービスのユーザーなんですよね。

そんな彼らに、例えばアメリカン・スラングは通じないんですよ。
で、実際に世界中の人たちと英語でやりとりしてきて、ノンネイティブの中でスタンダードな英語っていうのが見えてきたわけなんですよね。
なので、私はその英語を自分の英語の目標にしてますし、それを英語学習者の皆さんにもご提案してる次第です。
お断りしておきますが、ネイティブ英語は学ぶ必要がないとか、学んではいけないなどというのではありません。

ひとつの英語へのアプローチとしてご紹介してるまでです。
②【ワクワクする】英語
これって当たり前に聞こえるかもしれないですが、ワクワク式では、ワクワクする英語を目指してます。
ただ、なににワクワクするかは人によって違うわけなんですよね。
なので、ご提案したいのは、まずは自分がなににワクワクするのか見つけましょう、ということです。
もちろん、英語自体にワクワクするのもいいですし、英語以外のワクワクするものでもいいです。
そのワクワクするものをテーマにして、英語力を身につけていくと、英語の上達も早いのです。
趣味でもなんでもいいです。
料理が好きなら、「これは英語でなんだろう?」っていう具合にです。
ワクワクしてきませんか?

絶対しますよね!(無理やり?)
そう、そのワクワクが大事なんです!
「英語をマスターすれば、大好きなこれを世界の人たちと語れるぞ!」
これ以上のワクワクってないと私は思うんですよね。
③【自分】を表現できる英語
次に、「自分を表現できる英語」がワクワク式英語の目指す英語です。
日本人は、ハッキリいって自分を表現するのがめっちゃ下手くそです。
今の若い人たちは割とハッキリ自分の意見をいったりできますけど、私たち昭和生まれの日本人には、それはほとんど「非推奨」でもありました。
もっと前の世代ならなおさらです。
今はまだマシになったとはいえ、やはり他の国の人たちと比べると、日本人の「自分表現下手」は根強いのではないかと思います。
要するに、Come on! Don’t be shy!

これがワクワク式英語です。
海外の人たちの感覚だと、自分(の考え・意見)をきちんと表現できて一人前(matured)、という感覚があると思います。
つまり、きちんと自分を表現できない=immature(未成熟)と見られてしまうところがあるように思います。
個人の independence をなによりも重んじるところが、特に英語文化にはあるようです。
だからこそ、freedom も尊重されるわけですよね。
なので、たとえ英語が拙くても、自分をきちんと表現できる英語を身につける。
ワクワク式英語では、これを提案する次第です。
④【間違い】を恐れない英語
次にワクワク式英語で目指すのは、「間違いを恐れない英語」です。
誤解しないでほしいのですが、英語が間違いだらけで構わないといっているのではありません。
間違いを恐れるあまりになにもいわない→いつまでも英語が使えない
これではなんのための英語なのかわからない、という話です。

なので、正しい英語を身につけようという姿勢は大事です。これは、英語という言語・文化への敬意という観点からも、そうだと思います。
ですが、日本人の英語学習者は、あまりにも間違いを恐れすぎる傾向が強いと感じます。
いわゆる日本人の「英語下手」、「いつまでも英語が上達しない」なども、こうした性質が無関係ではないように思えます。
なので、正しい英語は必要ですが、身につけていく過程においては、「間違いを恐れない」。

これがワクワク式英語の考え方です。
⑤相手を【尊重】できる英語
先に「自分を表現できる英語」と述べましたが、自分のことばかり主張して相手のいうことに耳を貸さないということになれば、それもまた未成熟な人間だと思います。
自分のことを表現するのと同じように、相手の自分表現にも耳を傾けられる。
それが成熟した人間であり、「国際人」だと私は思います。
それは、相手への敬意であり、相手を尊重するということです。

なので、そうした英語がワクワク式で目指す英語というわけです。
⑥自分と相手が【楽しめる】英語
とにかく、英語は楽しんで身につけるのが上達の早道です。
いや、自分は難行苦行の道を行く、という人も、それはそれでいいと思います。
それが間違ってるとは思いません。
ただ、私の体験として、楽しんで学んだ方がよく身につくし、上達が早いと思うだけです。
そして、自分が楽しむだけでなく、相手にとっても楽しい英語、というのがワクワク式で目指す英語です。

語学を学ぶ人は、決して言葉に無神経であってはならないと思います。それは、たとえ下手くそでもです。
こういったら相手はどう思うだろう、と、相手の立場に立って考える。
そういう配慮は、成熟した人間であるならば常に必要でしょう。
そして、「相手にも楽しんでもらうには」を考えれば、あなたの英語はもっと素晴らしくなると思います。

なので、ワクワク式では、「自分も相手も楽しめる英語」を目指すのです。
⑦相手と【握手】できる英語
ワクワク式で目指す英語の究極は、やはりこれに尽きるかと思います。
それは、「相手と握手できる英語」です。
これは、たとえ英語自体のレベルは拙くても、です。
そして、私は相手と握手するのに英語のレベルは関係ないと思っています。
「相手と握手できる英語」とは?
みなさんも、各自で考えてみてください。
大事なのは【言語】よりも、その言語を使う【人間】です
日本での英語の「学ばれ方」を見ていると、あまりにも「英語のテクニック偏重」が見られるように思います。
「ネイティブっぽい表現の豊富さ=英語力」のように勘違いされているのではと思う節がありますが、決してそうではないと私は思います。
なので、ワクワク式英語では、「一生懸命に表現しようとする姿勢」を一番大切にしています。
それさえあれば、あとは継続あるのみです。

どうぞ、楽しんで英語を学んでいってくださいね。