こんにちは!
OSAMUです!
楽しく英語ライフしてますか?
先日の記事で、
OSAMUが浪人時代に英単語を覚えるのに、
語呂合わせで覚えることもあったというお話をしました。

この「語呂合わせ」は、
英語でどう表現すればいいのでしょうか?
「語呂合わせ」は、mnemonic
「語呂合わせ」は、
mnemonic
といいます。
発音は「ヌマーヌク」のようになります。
ちょっとクセのあるspellで、最初の m は発音されません。

発音しないなら要らないんじゃないかと思うんですが、なぜか付いてます。^^; 語源(word origin)的な理由でしょう。
語義(definition)を見てみましょう。
mnemonic
[C] something such as a very short poem or a special word used to help a person remember something:
・The musical notes on the lines go EGBDF – use the mnemonic “Every good boy deserves fun”.
-Cambridge Dictionary-

「なにかを覚える際の手助けとして用いられる、とても短い詩または特別な語」
例文は、
「線の上の音符は、EGBDFです。『Every good boy deserves fun』という語呂合わせを使いなさい」
のようになります。

詳しく見てみましょう。
Every Good Boy Deserves Fun
EGBDFとは、
ト音記号(treble clef)が付いた5線の音のことで、
日本語の「ミソシレファ」に当たります。

そのEGBDFという音の名称を覚えるのに、
Every good boy deserves fun.
という語呂(mnemonic)を使って
覚えなさいということです。
Every good boy deserves fun. は、
「良い子はみんな楽しみ(を得ること)に値する」
のような意味です。
ちなみに、これらのmnemonic(s) は
複数のパターンがあって、
Every good boy deserves favor.
「良い子はみんな、好意(を得ること)に値する」
という場合もあるようです。

日本語の「ミソシレファ」も、「味噌汁は?」という語呂で覚えるとよい、という話もあります。英語と比べて直接的で(no twist)、あまり面白みがないですね。まんまやんけっていう感じがします。^^;
My Very Excited Mother Just Served Us Nine Pies
もうひとつ有名な mnemonic は、
太陽系の惑星(the solar system planets)の名前です。
日本語で「水金地火木土天海冥」というアレです。

冥王星は、今は「惑星ではない」とされているようですね。
英語には、
Mercury; Venus; Earth; Mars; Jupiter; Saturn; Uranus; Neptune; Pluto
の頭文字をとった、
My very excited mother just served us nine pies.
(とても興奮した母は、ただ私たちに9つのパイを出した)
という mnemonic があります。
Plutoをはずしたものも含めて、
My very excellent mother just served us nothing.
(素晴らしい母は、ただ私たちになにも出さなかった)
などの複数のパターンがあるようです。

これも、ただ音を拾っただけで意味のない音の羅列である「水金地火木・・・」よりも、おもしろいですよね!
つまりは、「語呂」と “mnemonic” では、
同じ行為を意味していても、
少し構造が違うといえそうです。
このへんも、
英語という言語の持つ豊かさではないかと
OSAMUは思っています。
今回は、以上です!

Let’s have fun with English!
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