今回は、雑記帳的に。
二十四節気の「啓蟄」を過ぎ、先日の満月が “Worm Moon” ということで、英語で調べてみたお話です。
「啓蟄」後の ‘Worm Moon’
啓蟄は、春が近づいて虫さんたちが地上に出てくる日ということですよね。
ああ、そういう季節になったんだなあ、と私・EIGONも思ったわけです。
その啓蟄が、今年2023年は3月6日だったわけです。
で、翌3月7日が満月だったのですが・・・
それが “Worm Moon” と呼ばれる満月(full moon)だったのですね。
満月って、それぞれに名前があるんですよね!
そうなんですよね。私も詳しく知らないですが・・・
で、啓蟄の後にWorm Moonって、”What a coincidence!” と思ったわけです。
で、Worm Moonをさっそく “worm moon meaning” と英語で調べてみました。
ここを覗いてみると・・・
March’s full Moon goes by the name Worm Moon. For many years, we thought this name referred to the earthworms that appear as the soil warms in spring. This invites robins and other birds to feed—a true sign of spring!
go by the name:通称~
refer to:(この場合は)~に関係する
earthworm:ミミズ(この場合のearthは「土・大地」)
soil:土・大地(上のearthと同じと考えましょう)
robin:ロビン(ヨーロッパコマドリ:左リンクに写真あり。かわいいです。^^)
feed:餌を食べる(ここでは自動詞。他動詞なら「~に食べさせる」)
3月の満月は通称ワームムーン。春に大地が温まるにつれて現れるミミズに関係する名前と考えられています。これが餌を食べにくるロビンや他の鳥たちを招き—春の本当の兆しとなります!
翻訳ではないので、細かいことにこだわらず、サックリ意味がわかればいいというのが【楽しい英語】流です。頭の中で日本語に訳さずに理解するのがベストですから。
‘a moon’ とは?
ところで、“a moon” という表現を知っていますか?
the moonじゃないんですか?
a moonというのは、月の満ち欠け(moon phases/lunar phases)の中の月の種類(三日月、半月、満月、新月など)をいう場合に用いられます。
(地球の)月はもちろん一つ(the moon)ですが、月が見せる「表情」の一つ一つについていう場合にa moonが使われるということです。
[ S or U ]
the shape made by the amount of the moon that you can see at a particular time:There’s no moon (= you cannot see the moon) tonight.
a crescent/full/new moon
S or U: singular noun (単数名詞)or uncountable noun(不可算名詞)
上の例にはないですが、半月は a quarter moon といいます。
lunar phasesに興味がある方は、下のブリタニカのリンクをどうぞ。
「啓蟄」は英語でなに?
では、「啓蟄」は英語で何といえばいいのでしょうか?
「啓蟄」は、元の中国語では “Jingzhe” というようです。
春の雷雨が冬眠していた虫を驚かせて起こす、という意味で、本来は「驚蟄」という漢字が使われるようですね。
ただ、Jingzheで通じる英語ネイティブもいないでしょうから、
Jingzhe is the 3rd of the 24 solar terms (節氣) in the traditional Chinese calendars.
-上記Wikipedia-
あたりの説明をする必要があるでしょう。
日本の啓蟄を語るのですから、”Keichitsu” でいいと思います。
結局、啓蟄とWorm Moonの関係はなんですか?
調べたけどわかんなかったっす
東西の文化で同じようなものがあるのが面白いですね。
人間が感じることは同じ、ということなのかもしれません。
では、今回は以上です。
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