こんにちは! OSAMUです! 楽しく英語ライフしてますか?
みなさんは、「透明人間」って聞いたことありますか?
今回は、それを英語でなんといえばいいかのお話です。
英語で「透明人間」は?
若いみなさんには馴染みがないかもしれませんが、私が小さいとき、「透明人間」は、骸骨(skeleton)、ミイラ(mummy)と並んで、恐怖の対象としてよく出てくるキャラクターだったと思います。

なんで透明人間の話かというと、私が日本語を英語にする作業中に、これが出てきたからです。
「透明」は、transparent です。
ちなみに「半透明」は、translucent です。
では、「透明人間」は、transparent man/human ?
これが違うんですね。
英語で「透明人間」は、
invisible man/human
といいます。
つまり、「見えない人間」ということですね。

transparent、translucent、invisibleそれぞれ英語辞典のリンクを貼っておきます。



「透明人間」の背景

この写真は『宇宙戦争』とは関係ありません
もともと「透明人間」というのは、SF作家であるH・G・ウェルズ(H. G. Wells)の小説で登場したもので、それをもとにつくられたアメリカ映画『透明人間(The Invisible Man)』(1933年)によってより認知されるようになったもののようです。


想像するに、invisible man の邦題、訳語をつけるにあたって、「透明人間」という日本語が考え出されたのではないでしょうか。
この映画は2020年に新作としてリブート(reboot)されたようですね。

H・G・ウェルズといえば、同じく彼の著作である『宇宙戦争(The War of the Worlds)』がアメリカでラジオドラマとして放送されたとき、ニュース調の演出にドラマだとわからなかった市民が、本当に火星人が攻めてきたと勘違いして大パニックになった出来事(incident)が知られています(ナチスが攻めてきたと勘違いしたという説もある)。


ちなみに、この『宇宙戦争』、最後は火星人の意外な弱点が発覚するのですが・・・ネタバレはやめておきますね(I’m not going to spoil the film by telling you what happens in the end)。
映画は1953年版、スピルバーグ監督&トム・クルーズ主演の2005年版があります(2019年にテレビシリーズとしてもリメイクがつくられたようです)。
興味がある人は、ご覧になるといいかもしれません。
英語の映画は、海外テレビドラマと並んで、これ以上ないほどの生きた口語英語の絶好の教材ですので、ご覧になるといいかもしれませんね!
その際に、聴きとれなくても気にしないことです。
日本人は英語教育を受けていますので、100%聴きとれないということは、まずありえないと思います。
「聴き取れなかった」とショゲるよりも、たとえ1語でもいいので、「あ、今の単語わかった!」「今のフレーズわかった!」と、聴きとれた方を大事にしてみてください。
今回は、以上です。

Let’s have fun with English!
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