こんにちは! OSAMUです! 楽しく英語ライフしてますか?
今回は、「没頭する」「夢中」「耽る」「ハマる」を意味する英語はなに?っていうお話です。
【没頭する】を意味する英語は【 immerse 】
「没頭する」は、immerse という英単語があります。
いつも通り、英語で意味を確認してみましょう。
immerse verb [ T ]
to involve someone completely in an activity:
-Cambridge Dictionary-
verb [ T ]とあるのは、動詞(verb)で、他動詞(transitive verb)だということです。
「なにかの活動に完全に関わる」とあります。
つまり、「没頭する」と同じ意味になりますね。
この英単語の使い方は、
He immersed himself in his work.(彼は仕事に没頭した)
I’m immersed in learning(または studying )English.(私は英語を学ぶのに没頭している)
She’s immersed in reading books.(読書に没頭している)
のように、immerse oneself in もしくは、be immersed in の形で用いられます。
仕事や勉強でなく趣味に没頭しているなら、
I am immersed in a hobby until I get sick of it.(私は飽きるまで趣味に没頭する)
のように使えます。
immerse という英語は、このほか、
To immerse something is also to put it completely under the surface of a liquid:
- Immerse the egg in boiling water.
-Cambridge Dictionary-
のように、なにかを液体に「ひたひたに浸ける」という意味もあります。

「ひたひたに浸ける」=「ひたひたに浸かる」=「没頭する」イメージですね。
【夢中】を意味する英語は【 absorb 】
「夢中」という日本語には、absorb という英語が使えます。
「ショック・アブソーバー」などというように、なにかを「吸収する」という意味の言葉ですが、「吸収する(される)」=「夢中」というイメージですね。
英語で意味を確認しましょう。
absorb verb [T] (TAKE ATTENTION)
to completely take the attention of someone:
- She was absorbed in listening to music.
-Cambridge Dictionary-
verb [ T ]は、もうおわかりですね?
「誰かの注意を完全に占める」とあります。
つまりは「夢中になる」ということですね。
例文は、「音楽を聴くのに夢中になっている」ということですね。
「読書に夢中」なら、She’s absorbed in reading a book. ですね。
使い方は、be absorbed in のように使うことが多いようです。

ちなみに、「没頭する」も「夢中になる」もたいして意味は変わりませんので、immerse も absorb も interchangeable(どちらも使える)ともいえますね。
【耽る】を意味する英語は【 indulge 】
なにか快楽的なものに「耽る」という場合は、indulge という英語が使えます。
意味を英語で確認しましょう。
indulge verb [ I or T ]
to allow yourself or another person to have something enjoyable, especially more than is good for you:
-Cambridge Dictionary-
verb [ I or T ]とある [ I ] は、自動詞(intransitive verb)ということです。
つまり、目的語(objects)を取る場合も取らない場合もあるということです。
「自分や他の人に、なにか楽しめるものを許す。特に、ためにならないまでに」のような意味ですね。
まさに日本語の「耽る」の意味と同じ英語だと思います。
使い方は、indulge in で「~に耽る」のように使うことが多いようです。
He often indulges in drinking (alcohol) in the evening.
ならば、「夜にお酒に耽ることが多い」ですね。
また、文脈(context)によっては、「たまには羽目をはずす」という意味になることもあります。
英単語 indulge には、「甘やかす」の意味もあります。
[ T ] to give someone anything they want and not to mind if they behave badly:
-Cambridge Dictionary-
[ T ] は他動詞(transitive verb)ですね。
「聞き分けがなくなることを気にせずに、好きなものを与える」とあります。
まさに日本語の「甘やかす」と同じ意味の英語ですね。
英単語 indulge は、
Some parents indulge their children too much.(子どもを甘やかしすぎる親がいる)
のように使えます。
「甘やかす」は、ほかに spoil という英語もあります。
これは、よく知られていますね。
spoil verb (TREAT WELL)
[ T ] to treat someone very or too well, especially by being extremely generous:
「よく扱いすぎる(特に、あまりに寛容的に)」なので、まさに日本語の「甘やかす」と同じ意味の英語ですね。
「甘やかされた子ども」は、a spoiled child になります。
an indulged child も同じ意味ですが、a spoiled child のほうをよく聞く気がします。

余裕のある方は、indulge とともに spoil も覚えておくとよいでしょう。
【ハマる】を意味する英語は【 into 】
最後に、「ハマる」というに日本語に当たる英語です。
意外かもですが、into という前置詞(preposition)が使えます。
簡単ですね!
be into something
spoken to like and be interested in something
- I’m really into folk music.
-Longman-
spoken とあるのは、口語(話し言葉)ということです。
「なにかが好き、または興味がある」ということで、「ハマる」という日本語と同じ意味でつかわれる英語です。
使い方は、be into something (ハマっている)もしくは get into something (ハマる)のような形で使います。
上の例文ですと、「フォークミュージックにほんとにハマってる」ですね。
I got into rock music when I was a student.(学生のときに、ロックにはまった)
のような使い方もできます。
「最近ヨガにハマっている」なら I’m into yoga recently/lately.
「マジでヨガにのめりこみたい」なら、I’d like to (I would like to) get really into yoga.
先に挙げた「没頭している」「夢中になっている」との区別としては、
例えば「ある瞬間に」 be immersed in studying English(英語の勉強に没頭している)や be absorbed in studying English(夢中で英語を勉強している) はあっても、それは必ずしも be into studying English(英語にハマっている)わけではない、と私は理解しています。
つまり、be immersed in や be absorbed in は一時的な没頭や夢中の場合があるけど、be into something の場合は、それよりも継続的な場合についていう、という理解です。
実際ネイティブにも確認しましたが、それでいいようです。
では、今回は以上です。

Let’s have fun with English!
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