こんにちは! OSAMUです! 楽しく英語ライフしてますか?
OSAMUは海外向けビジネスもおこなっていますが、今回は、その中で感じることをひとつだけ述べてみたいと思います。
海外と国内のビジネスで感じること
いきなり本題に入りたいと思いますが(I’d like to get straight to the point)、海外ビジネスと国内ビジネスをやっていて私が感じる両者の違いをひとつ挙げるならば・・・
それは、海外の人たちのほうが、圧倒的に「自分はこれが好き」を持っているということです。
あくまで私の印象にしかすぎませんが、海外の人たちの「自分はこれが好き」は、日本人の比ではないと感じます。
「自分はこれが好き」があるからこそ、人の「自分はこれが好き」をちゃんと尊重するのも、いわば海外流ではないかと思います。

これが、fairness という感覚や意識なのだろうと私は思っています。
私が運営している海外向けのTwitterやFacebookでもそうです。
なにか情報を提供すると、いいね!やRT(リツィート)やリプ(リプライ)の付き方が、同じく私が運営している国内向けTwitterよりも格段に多いと感じます。
そして彼らは、自分の意見をいいたがる傾向が日本人よりも全然強いです。
日本でよく見られるような、誹謗中傷的意見ではないです。
あくまでポジティブなものが多いと個人的には感じています。
いずれにせよ、「俺にもいわせろ」的な雰囲気を、全体的に顕著に感じます。
自分の「好き」が明確にあって、しかも相手の「好き」も尊重する。
自己主張は日本人以上にするけど、ちゃんと相手に敬意がある。
あくまでも個人的にですが、私はそのように感じています。
で、なにがそこで起きるかというと、まず、やってて楽しいのです。
いろんな意見が飛び交いますから。
どんどん話が発展したりもします。

私自身もその中で、じゃあ、今度はこういう情報を提供しよう、のように、発展的に運営していけるのです。
「自分自身」がしっかりあるから
海外の人たちには日本人以上に「自分はこれが好き」が潤沢にあるといいました。
言葉を変えていうならば(in another word)、それは「自分自身」をしっかりと持っているということでもあると思います。
というよりも、「自分自身」がしっかりと確立されていないと、それこそ生きていけないのが海外ではないかと私は個人的に思っています。
それが彼らのいう independence ということなのだと私は解していますし、実際彼らのおこなう教育は、家庭にせよ学校にせよ、independent な人間を育てることに主眼が置かれているように私には見えます。
「自分自身」がある、「自分はこれが好き」が明確にある、といっても、それは self-centered (自分本位)なあり方とは異なるのはいうまでもありません。
相手をちゃんと尊重したうえでの話です。
私は個人的に、相手へのリスペクトの度合いも、海外の人たちのほうが日本人よりも強いと感じています。

それも、やはり「自分自身」をしっかりと持っているからこそ、相手に対しても相応のリスペクトを持てるという構造なのではないかと私は思っています。
なぜ日本人の話はつまらないといわれてしまうのか
海外の人の意見として、「日本人の話はつまらない」という話をたびたび耳にする気がします。
海外と国内向けのビジネスをおこなっている私も、まったく同意見です。
「つまらない」というのは、たとえば英語の表現がネイティブっぽくないとか、そういう次元の問題ではありません。
語彙力が乏しいとか文法が間違ってるということよりも、私にはやはり、日本人には「自分自身」や「自分はこれが好き」が希薄だからじゃないかと思えるのです。

海外では、「間違っててもいいから自分の意見をいえ」という考えがあるように思います。自分の意見のない人は、未成熟な人とみなされかねないのが海外ではないでしょうか。
そういえば、前にどこかで読んだのですが、アメリカに留学して現地の友だちができないことに悩んでいたある人に、日本語ができる現地の人がアドバイスしたのが、
「君は自分がなにが好きなのかとかをまったく表現しないじゃないか。それじゃ、君がどういう人なのか、みんなわからないんだよ」
のようなことだったように記憶しています。

たとえ英語が拙くとも、表現が貧弱でも、文法や発音が間違っていても、ネイティブっぽいシャレた表現が使えなくても、まったく関係ないと思います。
「自分自身」があって、「自分はこれが好き」があるならば、そしてそれを表現しようとするならば、相手は耳を傾けてくれるし、コミュニケートしようとしてくれるし、リスペクトもしてくれる(まずはこちらが相手へのリスペクトを持つことが前提です)ものだと、自分自身の体験から、私は思います。
いい例が、日本の武道や伝統文化の先生方です。
私は武道(空手初段)をやっていますが、必ずしも空手の先生方は、語学に堪能ではありません。
それでも、教わることを聞き逃すまいという海外の生徒さんの熱意には、すさまじいものがあります。

そして、先生方へのリスペクトぶりは、日本人以上だと感心させられます。
個人よりも集団
日本は伝統的に、個人よりも集団が優先される国です。
その中で、「自分自身」や、「自分はこれが好き」を持つことは、よしとされてこなかったのが現実だと思います。
付け加えれば、日本人の判断基準は、「好きか嫌いか」や「やりたいか、やりたくないか」よりも、「損か得か」に置かれてきたようにも感じます。
私の印象では、日本人は「他人の価値観」「社会の価値観」をあくまでも「自分自身の価値観」より上に置く性質があるように思えます。
そして、それに合わない自分を責めたり、それと合わない人を責めたりということが、日常的におこなわれているように思えるのです。

ベーシックな質問ですが、それって楽しいでしょうか?
それが最高に楽しいなら、それを追求すればいいと思います。
もし、それは楽しくない、と思うならば、もっと「自分自身」や「自分はこれが好き」を持ってみてもいいのではないでしょうか。
もっというなら、
思いっきり「自分はこれが好き」を持ってもいいのではないでしょうか。
それくらいじゃないと、海外の人たちに太刀打ちできないと私は思います。
それくらい、彼らの「自分はこれが好き」は日本人と桁違いに強烈だと私は個人的に感じます。

何度もいいますが、相手もちゃんと尊重することは忘れないでくださいね。
あくまでも私個人の経験の中で感じたことを述べてみました。
なので、これをもって「日本人論」や「海外の人たち論」にするつもりは毛頭ありません。
あと、こちらの記事も、今回と関連する内容になっていますので、よろしければご覧ください。

併せて、なにかの参考になれば、幸いです。
今回は、以上です。

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